成行注文
成行注文とは今すぐ買い、又は売り入れたい時に使う注文方法です。
為替レートを指定せずに注文するのですぐに約定するのが特徴です。
ただし、すぐに成立するとはいっても若干の時間差がありますので自分が買いたい(売りたい)レートで約定するとは限りません。
また注文を出したのに約定しない(スリッページ)こともありますので注意が必要です。
指値注文
あらかじめ決めておいた価格で注文する方法です。
事前に取引したい金額を指定でき、為替レートが指定した値になったら自動的に取引が確定されるものなので為替相場に参加できない時などに使うと便利な注文方法です。
ただし、自分の指定したレートにならないと約定しないため相場とかけ離れた注文をするとなかなか約定しない場合があります。
できるだけその時のレートに近い値で注文すると約定しやすくなります。
逆指値注文
現在のレートより価格が上がったら買う、価格が下がったら売るというように指値注文とは逆に注文する方法です。
相場は方向が決まったら一定の時間同じ方向に動く特徴があるのでこの注文方法をうまく使えば利益を出すのに有効的かもしれませんね。
IFD注文
IFD注文とは一度に二つの注文を出す方法です。
買う(売る)、売る(買う)をセットに注文することができ、最初に出された注文が約定しなければ二つの目の注文はされません。
例えば、1ドル98円で買い注文を出した場合、同時に最初の注文が約定されたら1ドル100円で決済(売る)注文をだす方法です。
OCO注文
OCO注文とは一度に二つの注文を出しておいて一方が約定したらもう一方の注文をキャンセルさせる方法です。
例えば、現在1ドル100円で98円になったら買い注文を出し、また102円になっても買い注文を出します。このとき98円での買いが約定したら102円の買い注文はキャンセルされます。同じように102円での買いが約定したら98円の買い注文はキャンセルされます。
IFO注文
IFO注文とはIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
IFO注文では新規注文から決済注文(利益確保、損失限定)までの作業を全て自動で行うことが出来きます。
例えば、現在1ドル100円で98円まで下がったら買い注文を出しその後、102円まで上昇したら利益確定するように設定します。また同時98円で買ったポジションが思惑と異なり96円まで下がったらロスカットするように注文することができます。
逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文方法です。
逆指値で価格指定をし、トレール指定で現在値(買注文では「買値」、売注文では「売値」)からの値幅を指定します。
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